今回は、2021年10月15日より公開の映画「DUNE/デューン砂の惑星」の評価についてお話します!
今、テレビCMなどでもすごい量の宣伝が行われている本作。
\\29ヵ国で初登場No.1//
今までに観たことのない
未来型シネマ・エクスペリエンスに全世界が熱狂✨新たな伝説の誕生を目撃せよ――#DUNEデューン の感想投稿キャンペーン実施中
フォロー&「#DUNE未来体験」で投稿!
抽選で映画グッズ『#DUNEデューン 砂の惑星』大ヒット上映中
— DUNE/デューン 砂の惑星 (@dunemovie_jp) October 15, 2021
実は、作品自体は新しいわけではありません。
原作小説は1965年に出版され、1984年にはアメリカで一度映画化、また1994年には同じくアメリカでテレビドラマが放映されており、かなり歴史のある作品なんです!
ということで、本作はリメイク作品ということになります!
前作の評価がイマイチだったこともあり、「本作も大丈夫か?」と心配の声も聞こえるようですが…
そんな「DUNE/デューン砂の惑星」の評価や、ほかの人の意見、見どころなどを紹介していきますね!
筆者は原作小説未読、およびリメイク前の映画も鑑賞しておりませんので、ご了承ください!
この記事で書かれている内容
2021映画デューン砂の惑星はつまらない?
見てきたぞ!やべェぞ!#DUNE/デューン 砂の惑星
監督 #ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演 #ティモシー・シャラメ
ジャンル:SF映画IMAXで鑑賞。大正解やった
スターウォーズ超えてるッ⁉️沢山のカタカナは出てくるが、監督の集大成と呼べる渾身の作品を見逃すな#DUNE未来体験 #デューン pic.twitter.com/zRG37raA1L
— モカシ☁️ (@mokumokumokashi) October 16, 2021
早速、私も見てきたのですが、個人的には結構楽しめました!
つまらない作品かどうかでいえば、「全然つまらなくない!面白い!」です!
ものすごく良い、大絶賛というわけでもないのは正直なところです。
ですが、SFアクション映画としては「絶対見るべき!」と言える作品です!
それでも、本作がつまらないと言われる理由には、以下の2点があるかと思います。
- 前作が酷評だったから
- 多くの映画作品に影響を与えた作品だから
前作が酷評だったから
デヴィッド・リンチ監督版とドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『DUNE/デューン 砂の惑星』の印象の違いは“密度”から生まれるものではないか。生々しい質感と極端な圧縮で“何はともあれ語り尽くした”という前者。後者は“ソリッドな外殻の下で蠢くものは察してくれ(原作も読め)”という省略手法で物語は未完結。 pic.twitter.com/6QM2PW2Jl0
— (@kirockyou) October 16, 2021
そんな本作がつまらないと言われる理由は、1984年公開の前作の影響があるかと思います。
実は前作は、鑑賞したファンからはおろか、原作者であるフランク・ハーバードからも酷評を受けている作品なのです。
ハーバード作の原作小説は、全3巻にもおよぶ長編小説でした。
前作のデイヴィッド・リンチ監督は、そんな膨大な内容を一作に詰め込もうとしました。
そのため、当初の想定を大きく超え4時間以上の大作となってしまい、それを2時間に圧縮させた内容の映画となってしまいました。
結果、リンチ監督の前作は、まるでダイジェスト版のような、まとまりのない内容の映画となりました。
「DUNE/デューン砂の惑星」がつまらないと言われるのには、前作の評価が引きずられてしまっている部分があるかと思います。
多くの映画作品に影響を与えた作品だから
さらに、「DUNE/デューン砂の惑星」の内容は、「スターウォーズ」シリーズや「風の谷ナウシカ」など、多くの映画作品に影響を与えています!
たとえば「スターウォーズ」であれば、砂漠を舞台にした惑星があったり、本作でいう「声(ヴォイス)」という相手を操る特殊能力や未来予知の能力は、スターウォーズでいう「フォース」の能力によく似ています。
また「風の谷のナウシカ」も砂漠を舞台としていたり、ナウシカに登場する「王蟲」は、本作の「砂虫(サンドワーム)」から着想を得たと言われています。
つまり、それらをご存じの方が見れば、「どこかで見たことがあるような内容だな」と感じてしまうかもしれません。
「DUNE/デューン砂の惑星」が先に打ち出した世界観なので、オリジナルの世界観を感じることができます!
2021映画デューン砂の惑星の見どころ・感想!
/
観る前の予習に!
観た後の復習に!!
\劇中に登場する、主要な用語まとめ#DUNE用語解説
☞ https://t.co/DKxhbItJro #DUNEデューン 上映中#はじめてのDUNE— DUNE/デューン 砂の惑星 (@dunemovie_jp) October 15, 2021
本作の見どころは、以下の3つにまとめられます!
- 映像・サウンドの凄まじさ!
- 俳優陣の豪華さ!
- 難解な原作小説を嚙み砕いた分かりやすさ!
映像・サウンドの凄まじさ!
『DUNE/デューン 砂の惑星』
映画化不可能と言われていたあのDUNEをこのクオリティーで世に出してくれた事にはホント感謝しかない。うまくまとまっている。
映像を浴びるという点においてもとても心地良い映画だった。
ごちそうさま。 pic.twitter.com/ZozmSJzbU0— Mint (@Who_is_Rohmer) October 16, 2021
一番に感じるのは、「映像とサウンドが凄すぎる!」ということです!
前作と違い映像・音響技術が飛躍的に向上した現代ならではの、美しい映像の連続でした!
まず、砂漠の映像が美しすぎます。
#DUNEデューン 砂の惑星
リンチ版で、その世界観に惚れた私の感想は…「原作を尊重しながらも大胆にアレンジし、こだわり抜いて、芸術的映像が満載の #デューン 」といった印象。
原作愛が深くて満足しない人や、初見で眠くなった人…皆違う感想は当たり前。単純には絶賛も酷評も出来る訳ないわ★★★+ pic.twitter.com/EqZiF7IcLl— babooi (@babooimovie) October 16, 2021
砂の惑星・アラキス(通称・デューン)が舞台ということもあり、多くは砂漠の映像ですが、もうそれだけで絵になりすぎています!
そしてSF映画としてのCGアクション!
「スターウォーズエピソード3」の殺陣ほどではありませんが、アクションシーンも見ごたえがあります!
個人的には、シールドと呼ばれる身にまとう防御壁の演出が大好きです!
サンドワームのあまりの強大さにも、圧巻の一言です…!
サウンドは、ハンス・ジマーが手掛け、相当な重厚さで作りこまれています!
俳優陣の豪華さ!
「DUNE/デューン 砂の惑星」
ドゥニ・ヴィルヌーヴ版は絵画的な映像美と荘厳な音楽が鳴り響く分かりやすい作り(続編次第で傑作になるかも?)。IMAX向けの特大スケールな未体験映像はまさに圧巻!PART1なので序章レベル&映像優先で面白味がない&冗長なのが残念。ハルコンネンは期待通り浮きます。 pic.twitter.com/I7v8buR3GL— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) October 16, 2021
今作の魅力として、俳優陣の豪華さも挙げられます!
主人公・ポールを演じたティモシー・シャラメさんは、映画「君の名前で僕を読んで」でアカデミー賞主演男優賞を受賞!
ポールの父レトをオスカー・アイザックさん、母のレディ・ジェシカをレベッカ・ファーガソンさん。
そのほか、ジェイソン・モモアさんや、ゼンデイヤさんなど、本当に誰が主演でもおかしくないような、超豪華な俳優陣です!
難解な小説を噛み砕いた分かりやすさ!
DUNE/デューン 砂の惑星
砂の惑星を巡る壮大な物語の序章。
Part1という事もあり宿命を背負わされたポールの内面部分が丁寧に描かれていた印象。
説明も多く今ひとつ盛り上がりに欠けていたけれど続編が制作されるなら物語がどう転結していくのか楽しみな作品。#DUNEデューン#DUNE#デューン pic.twitter.com/6ce99iaj50
— PERCY (@ymovieac) October 15, 2021
三つ目に、ストーリーがとても分かりやすいです!
先述の通り、原作小説は全3部作とかなりの長編小説で、内容も複雑。
それを、かなり噛み砕いて分かりやすく、かつゆっくり展開してくれているのが本作です!
原作や前作映画をまったく知らない筆者でも、ストーリーの内容にすんなり入り込むことができました!
ゆっくり展開することもあり、本作は物語全体の半分程度の進捗とのこと。
今作はパート1なので、続編にも期待できますね!
まとめ
今回は、映画「DUNE/デューン砂の惑星」の評価と見どころについて、お伝えしてきました!
「つまらない」ということは全然なく、圧倒的な映像美と豪華俳優陣で、壮大なストーリーの始まりを見ることができます!
皆さんも、この歴史的な大作を、ぜひ劇場でご覧になってみてくださいね!