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2021映画デューン砂の惑星はつまらない?見どころや感想を紹介!

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今回は、2021年10月15日より公開の映画「DUNE/デューン砂の惑星」の評価についてお話します!

今、テレビCMなどでもすごい量の宣伝が行われている本作。

実は、作品自体は新しいわけではありません。

原作小説は1965年に出版され、1984年にはアメリカで一度映画化、また1994年には同じくアメリカでテレビドラマが放映されており、かなり歴史のある作品なんです!

ということで、本作はリメイク作品ということになります!

前作の評価がイマイチだったこともあり、「本作も大丈夫か?」と心配の声も聞こえるようですが…

そんな「DUNE/デューン砂の惑星」の評価や、ほかの人の意見、見どころなどを紹介していきますね!

筆者は原作小説未読、およびリメイク前の映画も鑑賞しておりませんので、ご了承ください!

 

2021映画デューン砂の惑星はつまらない?

早速、私も見てきたのですが、個人的には結構楽しめました!

つまらない作品かどうかでいえば、「全然つまらなくない!面白い!」です!

ものすごく良い、大絶賛というわけでもないのは正直なところです。

ですが、SFアクション映画としては「絶対見るべき!」と言える作品です!

それでも、本作がつまらないと言われる理由には、以下の2点があるかと思います。

  1. 前作が酷評だったから
  2. 多くの映画作品に影響を与えた作品だから

 

前作が酷評だったから

そんな本作がつまらないと言われる理由は、1984年公開の前作の影響があるかと思います。

実は前作は、鑑賞したファンからはおろか、原作者であるフランク・ハーバードからも酷評を受けている作品なのです。

ハーバード作の原作小説は、全3巻にもおよぶ長編小説でした。

前作のデイヴィッド・リンチ監督は、そんな膨大な内容を一作に詰め込もうとしました。

そのため、当初の想定を大きく超え4時間以上の大作となってしまい、それを2時間に圧縮させた内容の映画となってしまいました。

結果、リンチ監督の前作は、まるでダイジェスト版のような、まとまりのない内容の映画となりました。

「DUNE/デューン砂の惑星」がつまらないと言われるのには、前作の評価が引きずられてしまっている部分があるかと思います。

 

多くの映画作品に影響を与えた作品だから

さらに、「DUNE/デューン砂の惑星」の内容は、「スターウォーズ」シリーズや「風の谷ナウシカ」など、多くの映画作品に影響を与えています!

たとえば「スターウォーズ」であれば、砂漠を舞台にした惑星があったり、本作でいう「声(ヴォイス)」という相手を操る特殊能力や未来予知の能力は、スターウォーズでいう「フォース」の能力によく似ています。

また「風の谷のナウシカ」も砂漠を舞台としていたり、ナウシカに登場する「王蟲」は、本作の「砂虫(サンドワーム)」から着想を得たと言われています。

つまり、それらをご存じの方が見れば、「どこかで見たことがあるような内容だな」と感じてしまうかもしれません。

「DUNE/デューン砂の惑星」が先に打ち出した世界観なので、オリジナルの世界観を感じることができます!

 

2021映画デューン砂の惑星の見どころ・感想!

本作の見どころは、以下の3つにまとめられます!

  1. 映像・サウンドの凄まじさ!
  2. 俳優陣の豪華さ!
  3. 難解な原作小説を嚙み砕いた分かりやすさ!

 

映像・サウンドの凄まじさ!

一番に感じるのは、「映像とサウンドが凄すぎる!」ということです!

前作と違い映像・音響技術が飛躍的に向上した現代ならではの、美しい映像の連続でした!

まず、砂漠の映像が美しすぎます。

砂の惑星・アラキス(通称・デューン)が舞台ということもあり、多くは砂漠の映像ですが、もうそれだけで絵になりすぎています!

そしてSF映画としてのCGアクション!

「スターウォーズエピソード3」の殺陣ほどではありませんが、アクションシーンも見ごたえがあります!

個人的には、シールドと呼ばれる身にまとう防御壁の演出が大好きです!

サンドワームのあまりの強大さにも、圧巻の一言です…!

サウンドは、ハンス・ジマーが手掛け、相当な重厚さで作りこまれています!

 

俳優陣の豪華さ!

今作の魅力として、俳優陣の豪華さも挙げられます!

主人公・ポールを演じたティモシー・シャラメさんは、映画「君の名前で僕を読んで」でアカデミー賞主演男優賞を受賞!

ポールの父レトをオスカー・アイザックさん、母のレディ・ジェシカをレベッカ・ファーガソンさん。

そのほか、ジェイソン・モモアさんや、ゼンデイヤさんなど、本当に誰が主演でもおかしくないような、超豪華な俳優陣です!

 

難解な小説を噛み砕いた分かりやすさ!

三つ目に、ストーリーがとても分かりやすいです!

先述の通り、原作小説は全3部作とかなりの長編小説で、内容も複雑。

それを、かなり噛み砕いて分かりやすく、かつゆっくり展開してくれているのが本作です!

原作や前作映画をまったく知らない筆者でも、ストーリーの内容にすんなり入り込むことができました!

ゆっくり展開することもあり、本作は物語全体の半分程度の進捗とのこと。

今作はパート1なので、続編にも期待できますね!

 

まとめ

今回は、映画「DUNE/デューン砂の惑星」の評価と見どころについて、お伝えしてきました!

「つまらない」ということは全然なく、圧倒的な映像美と豪華俳優陣で、壮大なストーリーの始まりを見ることができます!

皆さんも、この歴史的な大作を、ぜひ劇場でご覧になってみてくださいね!